「そうか、引き留めて悪かったね。
桐島と福武さんが付き合ってなくて安心した」


益田くんが冷静に言った


あぁ、親衛隊ってすごいなー

それにここまで熱烈なファンがいる福武さんもすごいけど



「あ、じゃあ三人も仕事手伝ってよ
たぶん大勢いたほうが早く仕事も終わるだろうし……
きっと福武さんも喜ぶよ」

自分は三人にそう言った

すると、大喜びで三人は教室に入っていった





今のところはこういう上流学校でも自分はうまくやっていけてるんじゃないかと思う
なんかちゃんと馴染めてるような気もするし


このまま普通に学校生活を送れればと切に願う自分だった