「……なんだよ、見てたのか」 睦月は晃輝が部室での刹那とのあの言い争いを聞いていたことを知って、 『やっぱりか』という表情になった 「晃輝は何気にそういうところ見てるからな…で、どこから見てた?」 「飛鳥と千宗が部室から出て行った後からだ。 お前が桐島刹那のことを気にかけていたのは昨日のお前の行動を見て明らかだったが……… 後をついて行ってみれば、あんなふうにつっかかって…… お前はガキか?」 晃輝は呆れたように言った