「ねぇ、確かめてもいい?」 千宗くんが黒い笑顔をこっちに向けながら言った 「た、た、確かめる?」 「そう、男か女か確かめるの」 千宗くんが楽しそうに言った ヤバい、ヤバいってコレ もう背後には壁が迫ってきている いや、落ち着け、刹那 さすがに服を脱がすなんていう暴挙はしないはず 「別に男のふりをするつもりはなかったんだけど…女だよ。 千宗くんと飛鳥くんももうちゃんとわかってるでしょ?だから、確かめる必要なんてないよ」 自分は2人の目をまっすぐ見ていった