安室先輩は涙目でその睦月さんという人に助けを求めた




「えぇー?俺が説明するんですか?
つーか部長喋りすぎだって
俺ら何ページ出番なかったと思ってんですか。
ってか、こんなに拒否ってるんだからもういいじゃん」


その人はめんどくさそうに言った



そう、それが正論です


なんでそんなに自分をこの部に入れたいのかよくわかんない



自分は[楽しい学校生活]なんかのために清藍に入ったんじゃないんだ



やるべきことがあるから……



だから、こんな自分の今まで過ごしてきた環境とまったく違う場所にまで来たんだ