「自分で食べさせるなんて言っといてそんな恥ずかしそうにすんなよ」
俺は呆れたように言った
「ほんの冗談のつもりだったのに睦月先輩が本気にするからですよ」
刹那はさっきの恥ずかしそうな表情とは打って変わって落ち着いたような顔で言った
「それに、こんな風にしてたら恋人同士みたいじゃないですか」
この言葉に俺はかなり驚いた
「睦月先輩?なんでそんなびっくりした顔してるんですか?
自分変なこと言いました?」
刹那は不思議そうな顔して言ってくる
『恋人同士みたい』か……
「別に。刹那があんまりたくさん食べるからお前の胃はブラックホールかと思ってさ」
俺はニヤッと笑って嘘を吐いた
「失礼なっ!睦月先輩みたいに痩せ我慢してるより全然マシですよ」
