闇の中へ《私》は消えて行く __待って………行かないで…… 私を置いていかないで 私を独りにしないでっ……___ 「っ……待って!!!」 はっとした 自分は虚空に伸ばした手を引っ込めた 「夢、見てたのか………」 自分は汗ばんだ手を見つめながら言った こんな鬱な夢見るなんて……… どうかしてる 『また、近いうちに会える……』か…… たぶん、あの女の子は……… 考えるのやめよ…… なんか気味悪くなりそう