「へぇー、そんな大変な作業するんだ、エス研って」


益田君が驚いて言った


いや、作業なんて本当は特にしてない……

睦月先輩と2人でガンダム見てるだけという……



「ま、まぁね。うちの部も色々あってさ」

自分はごまかすように言った


「あの睦月様はどんな生活をしていらっしゃるのだろう」

稲森くんが目を輝かせて言った


「い、稲森くんも睦月先輩のファンなの?」

男子にもウケがいいなんて………



「当たり前だろう。福武さんが好きな物は僕も好きだっ!」

稲森くんは自信満々に言った