確かに他の庭と比べると
少し小さいかもしれないけど、
自分にとっては十分広い庭だ


自分がそんなことを考えていると


「……な!?
 んぅ!!」


後ろから急に手が伸びてきて、
鼻と口にハンカチを押し当てられた





「悪く思わないでね…
 桐島刹那くん♪」




近くから誰かの言葉が聞こえた気がしたが、
自分の意識は遠のいていき、
そのまま自分は眠りに落ちた……