右腕が動かなかった。 骨折してるかも・・・・(-_-;) 私は左手でポケットの中にある携帯を探した。 頭をよぎったのは1人の男。 ポケットの中に入れておいた昨日もらった名刺。 麻衣は今大学に居るから、頼れるのはこの人しかいない。 プルルルルル 『はい。』 「昨日お世話になった、友美です。」 『どうかしたのか。』 「本当にすみません。助けてもらえますか?」