「坂本さんからだ。 俺仕事戻るけど、大丈夫?」 「はい、大丈夫です。 本当にありがとうございました。」 悠輔さんは最後におでこにキスをして家を出て行った。 一気に緊張が解けて、床に座り込む。 今日は色んな事があった。 怖い思いもしたけど、〝お前を、愛してる。″ その言葉を思い出すだけで、胸の中がとてもあたたかくなった。