時計台広場に着くと、心地よい風が通り抜けた。 「あーヒマ。なんかないかなー」 持ってきたカバンをごそごそ。 「あ、今朝の電話番号…」 ヒマだし、相手も出ないとは思うけどかけてみるか。 適当にそこら辺にあったベンチに座って番号を押す。 プルル…プルル…