「えっ?見てない、見てないっ」
慌てて体を起こし、俺は首を横に振った。
「ほ、ホントですかぁ?」
怒ってるような、泣いてるような顔で。
彼女は、じっと俺を見てくる。
「ほ、ホント」
両手も横に振って、懸命に否定する。
「嘘じゃないですよねぇ……?」
「嘘じゃないって。ピンクのパンツなんて見てな……」
そこまで言って、自分がやらかしてしまった事に気付いた。
ピンクのパンツって……!
「嘘つきっっ」
そう言って彼女は頬っぺたを膨らませ、俺の胸をドンドンと叩いてきた。
「ごめんごめん、不可抗力だからっっ」
そう言って、後ろに体を逃がそうと手をついた時だった。
グキッ
嫌な音がして、左手首に鈍い痛みが走った。
……えっ?
不安が、頭をよぎる。
もしかして…手首イッちゃった?
慌てて体を起こし、俺は首を横に振った。
「ほ、ホントですかぁ?」
怒ってるような、泣いてるような顔で。
彼女は、じっと俺を見てくる。
「ほ、ホント」
両手も横に振って、懸命に否定する。
「嘘じゃないですよねぇ……?」
「嘘じゃないって。ピンクのパンツなんて見てな……」
そこまで言って、自分がやらかしてしまった事に気付いた。
ピンクのパンツって……!
「嘘つきっっ」
そう言って彼女は頬っぺたを膨らませ、俺の胸をドンドンと叩いてきた。
「ごめんごめん、不可抗力だからっっ」
そう言って、後ろに体を逃がそうと手をついた時だった。
グキッ
嫌な音がして、左手首に鈍い痛みが走った。
……えっ?
不安が、頭をよぎる。
もしかして…手首イッちゃった?

