Strawberry★Night

なんか俺たち保健室にかなりお世話になってる気がする…

そう思いながらも、保健室に入った。
中にはやっぱり誰もいない。

この学校の保健室どうなってんだ?
毎回誰もいないって…ヤべェだろ。

「苺…どうしてあぁなったか、ゆっくりでイイから教えて?」

苺をベッドに座らせてから聞いた。

「ん…律君たちが行った後、すぐ声掛けられて…"好き"って言われて…」

苺はそれからゆっくりと起きたコトを全部話してくれた。

「アイツ…許せねぇな」
「私…律君に1番最初に見てほしかった」
「苺…」
「私ね、初めては全部律君がイイの」
「…ッ」

俺だって苺の初めては全部俺であってほしい。

「林君に…律君より先に見せちゃってごめんね」
謝るなよ。
俺にだって責任はあるんだし…

「俺も…苺1人置いてってゴメン」
「律君は悪くないよ…悪いのは全部」
「林だよな」

俺は苺のコトバをさえぎって言った。

「え…?」
「悪いのは全部、林だ」
「律君…?」
「アイツ、ただじゃおかねぇ…」

苺の胸を俺より先に見たんだ。
1発殴っただけじゃ足りねぇよ。

「…何するつもり?」
「さぁ…どうしようかね〜?」
「律君…顔怖いよ?」
「ん?なんか言った?」