理科準備室の甘い秘め事

私が顔を上げると


「……未来、お昼食べたか?」


……えっ?


久しぶりに会って、今のこの雰囲気。

顔を上げた時、私はキスされるんだって思った。


それなのに先生……

お昼ご飯?

キスされる、なんて考えていた私は恥ずかしくなり、俯く。


「……まだだよ」


そして、小さな声で答える。


「じゃぁ、簡単なのしか作れないけど、今から作るわ」


そう言って、永井先生は私の頭をポンッと叩き


「おいで」


私に笑顔を向けて、私の手を引いて部屋へ連れて行く。