理科準備室の甘い秘め事

私がびっくりして固まっていると、腕をぐいっと引っ張られる。

そして、私が中に入ったと同時に、永井先生はドアとカギを閉め、私をぎゅっと抱きしめた。


「電話で『マンションの前に着いた』って言っていたのに、なかなか来ないからドアを開けてみたんだよ」


永井先生は私を抱きしめながら、そう耳元で囁く。

そして


「未来……、会いたかった」


永井先生の低くて落ち着いた声が、私をますますドキドキさせる。


「私も、会いたかった……」


そう言って、私も永井先生の背中に腕を回し、ぎゅっと抱き着く。


「未来……」


甘い雰囲気の中、名前を呼ばれる。