-シャクンタラー- 神と人間が共に生きていた時代。 ある森で王と出逢い、恋に落ちるシャクンタラー姫。 シャクンタラー姫は仙人と天女の娘。 恋に物憂う仕草は蔓草のようにたおやかで美しい。 けれど、物憂うのが過ぎて礼儀をかいたシャクンタラー姫は、ある仙人の怒りに触れ呪詛にかけられてしまう。 その呪詛とは愛する王からシャクンタラー姫の記憶を全て無くしてしまう事だった…… 『シャクンタラー姫』 カーリダーサ/著