a gaping hole



バタン

扉が閉まる音がした。

俺は、シャワーを止めて、味噌汁とご飯をかきこんだ。

「うっ、っ~」

うっかり喉に詰まらせてお茶を急いで飲んだ。
落ち着け、俺。今日は何がなんでもまきを尾行するって決めただろ。

車の鍵を持って行こうとしたとき、

ガチャ

いきなりドアが開いた。

「あ、隼人くん、もう上がったの?」

「あ、うん!今日は早かった!」

「そう、私、車の鍵忘れちゃって、
とりにきたの。」

「しっかりしろよ~」

「ごめんってー。じゃあ、いってきます。」

「行ってらっしゃい。」

…はあ~。

大きな安堵と一緒にため息が出た。
普通にできたよな?あぁ、本当になにしてんだよ。俺。