そんな話をしていたら、 あっというまに私の家の 近くまできてしまった。 「ここで合ってる?」 「あ、はい。」 もうすぐ彼との時間も終わる。 そう思うとどうしようもない 思いが胸を駆け巡る。 帰り道がもっと長ければと。 素直にそう思った。