「あー、も、遅刻ー!!」 翌朝、私が愛玲菜に蒸しパンを食べさせてると、嶺々が髪の毛がくしゃくしゃで、部屋を飛び出して来た。 「愛玲菜ちゃん、おはよう! お姉ちゃん時間ないから、もう行くけど、待っててね?」 「……」 ニコニコと愛玲菜の頭を撫でる嶺々の手を叩きたい。 一つ一つの言動が、私の癪(しゃく)に触る。 …さっさと行け! 愛玲菜は私を見て、笑う。 この家での味方は、この子だけだね。 「可愛いヤツめ(笑)」 もう、ママになってあげたい。 気分はもう、ママだけど。(笑)