変態教師と私。【完】

後悔って本当、先に立たない。



「私は元気ですし…まぁ…良いですよ…」



嫌だと言えないのは、おばさんの性格を知ってるから。

眉を下げてるのが伝わるよ。

童顔さがまた、ね…。

私はため息を吐きながら、携帯をポケットに戻した。



「ママ?」



あー、愛玲菜を連れて、濱浦の家に家出を出来ないだろうか。

嶺々に近付けたくない。

あの性格はきっと、ミーハーな室井のお祖母ちゃん似。

二度と会いたくない人ナンバー1の、箱入り娘ならぬ、箱入りババア。

忘れてたのに、思い出したよ。

あの双子のせいで。