翌日、愛玲菜の体調も完全復帰した。 しかし両親は仕事が休めず、やっぱり私が子守り。 抱っこ紐で愛玲菜を抱き、散歩がてら買い物へ行く事にした。 「あ?ああう!」 信号に差し掛かると、愛玲菜はどこかを見て叫ぶ。 すると、反対側の歩道を歩く兄貴と冴都を発見。 顔付きからして、喧嘩とかではなさそうだけど、学校に行かず何をしてるのか。 私は買い物の事を忘れ、兄貴たちを追い掛ける事にした。 愛玲菜は塩せんべいを渡して、しばらく静かにして貰おう。 兄貴には背中を向けてるし、何とかなるしね。