いつだって、キミが。








「ずっと胸に持ち続けていた想いだからね。ずっと真姫の「好き」を聴きたいんだ」


集ってこんな甘い人だったっけ…?


そんな集に甘えてきたけど。
糖度が増してる気がする。


でも、ずっと集の腕の中にいたい、そう思った。


「じゃあ集に何度も「好き」って言うよ」


集の柔らかい髪に手を添えて宣言する。


自分でもこんなに照れることよく言うよね…。


でも伝えたいの。
集を好きな気持ちを。


「真姫、誘惑しないの」