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「あの、秋津先輩…好きです。あたしと付き合ってください!」


顔を赤らめながら、告白をしてくれる女の子。
今回は1年だ。


「ごめん、君の気持ちには応えられない。」


彼女の瞳を見ながら、間をあけずに答える。


彼女には悪いが、告白をされても一切心が揺るがない。


そして告白をしてくれるのが真姫だったらいいのに…と考える俺は最低だ。


でも、俺には真姫しかいない。


真姫が欲しいんだ──…。