マンションのお隣同士でお母さん同士も仲が良く、ずっと一緒に遊んでた かれこれ集とは3歳の頃から一緒にいる 集が朝、迎えにきてくれるのは幼稚園の頃からかわらない。 あたしの家は母子家庭で看護婦の母は忙しく、家をあけることが多かった 今でもそれは変わらず、朝にめっぽう弱いあたしは毎日のように寝坊を繰り返している。 インターホンの音で起きることもしばしば。 「よし、行こう」 やっと支度を終え、家を出た。