君とメガネ



嫌いになんてなるわけない。


「そんな悲しい顔すんなよ」

「…ダメなんですか?」

「…うん。ダメ」


そう言った頼くんの声は甘く、私には刺激が強すぎた。


「頼くんは同い年ですか?」

「うん」

「同じクラス…?」

「…秘密」


唇に指が当たる。



「…秘密ばっかり…」

「だって探すでしょ?」