「今紳士って単語が聞こえたんだけど、聞き間違いだよな?」 「聞き間違いじゃないよ」 芳樹はスーツをビシッと直し、紘哉にビシッと指を差した。 それを呆然と見つめる紘哉。 「海外の同い年の子は既にレディファーストなど身に付けてるんだぞ?」 「おじさん、ここ日本だから」 「だから紘哉に紳士を叩き込む!」 「人の話聞いてる?」