帰りがけ、スーパーに寄ってチョコと生クリームを買った。 「何で生クリーム?」 怪訝な顔をする芳樹。 紘哉は全く動じずに淡々と答える。 「3時のおやつ作るから」 「今までそんな事してなかったのに?」 「気が変わった」 「と言うか、お菓子作れるのかい?」 「まぁ、うん」 スーパーにいる間、芳樹はずっと不思議そうな顔をしていた。