俺、一応男ですが?

「何食べますか?」

「普通のもので」

「うーん。そうだなぁ…サイゼリヤとかどう」

「あ、サイゼは伏字にならないんですね」

「作者が面倒になったんだろ」

「そんな事実いらないです」

うん。いらないね。

俺たち三人はゆっくりといろいろな店が並ぶ道を歩いている。

「サイゼは安いし」

「そうだな」

「そうですねぇ…デザートもありますし」

「じゃぁ決まりだね」

行き先も決まったので、そこに向かってさっきまでよりも少し遅い速度で歩く。

特にやることもないので困ることもない。どんだけ暇なんだ俺ら。

「お二人はファンシーな店…っていうか可愛い店に入れますか?」

「まぁ…僕は」

「俺は別に平気だけど」

「じゃぁ帰りに付き合ってくれませんか?」

「「いいよ」」

そっか。瀬乃さんも女子だからそういう店にも行くよね。

さっきまでの恐怖心が少し薄れた。