翌朝、教室に着いた私は窓の外から見えるサッカー部の朝練風景を、胸をズキズキ痛めながら見つめていた。 昨日の朝までの私はグランドの隅で走る彼を見つめていた。 たまに目が合うと小さく手を振って、恥ずかしそうに笑う。 二人だけの秘密の“一瞬” その一瞬一瞬が 私だけの特別席にいるように思えて幸せだった。 目の端に一瞬捕らえたマネージャーの女の子。 すぐに目を反らして机に突っ伏した。 あたしのフられた理由はマネージャーの彼女だ。