(アルテミアって…何歳だっけ?)

少し首を捻ったが、あまり深く考えるのをやめた。

そんな日があっても、いいか…。

僕はピアスの中で、笑った。

ザイルとキャロルの愛が本当だったかは、わからない。

だけど…彼女に刃を向けない。

僕はそうだ。

彼女ではないけど…アルテミアに剣を向けるなどあり得なかった。

だけど…僕はまだ知らない。

いずれ…そのいう日が来ることを。

人は思いもしないことを予測はできない。

だからこそ、運命というのだ。

その日まで、僕はアルテミアと二人で1つで歩んでいくことになる。

このブルーワールドで。