‐龍は羽ばたく‐




愁が彼女を紹介するというので行くと花音がいたので龍はそれだけでも頬が緩んだというのに…

「……龍君?」

花音が不思議そうに龍を見る

「花音ちゃんは可愛いね」

龍にしてみれば素直な感想なのだが……



「……龍、おまえ天然のタラシかホストやな」

愁は里絵に抱きつきながら龍を呆れた目で見る

花音は………


いうまでもなく真っ赤だ