花音はそんな龍らを廊下の一番後ろの席から友達の前田里絵マエダリエと一緒に見ていた というか愁は里絵の彼氏だ 「花音~♪月城君素敵ね♪まさに美形ね!!」 ミーハーな里絵の言葉に花音は苦笑する 「もぅ、里絵ったら愁君がいるでしょ?」 里絵は可愛いらしく頬をふくらませる 「んもぉ、愁は愁よ!!花音は月城君タイプじゃない?」 花音は龍の優しい微笑みを思い出し赤面した 「………わぉ♪花音~?ついに初恋?」 「なななな!?」 花音は林檎並に真っ赤になり俯く