「宇美ちゃんならきっとなるね」

宇美は可笑しそうに笑う

「なんか失恋したのに心が軽くなった感じ……。」

龍は宇美に微笑んでから司を見る

「随分凄い告白だったね、司。」

そう言うと司の顔が見るまに真っ赤になる

瑞季と拓海にいじられる司を見て宇美は笑う

「司君」

司は宇美に呼ばれてはっと我にかえる

瑞季らもいじるのをやめた

「司君のことは友達として大好きだよ。だから、ありがとう。……でも今はお付き合いとか無理なの」

司は目をしばたいたあと う”ぉぉぉ！ と叫んだ

「宇美ちゃんに友達して 大好き って！！うっれしー!!」



そんな司に皆はぽかんとしたあと大爆笑した