花音父は「月城財閥…」と呟くと慌てて花音から離れて龍と向き合う


花音母は少し狼狽しながら龍を見る



「あ……どうぞお座りください」


花音父が言うので龍はソファーに腰をかけた


向き合うように龍の反対側のソファーに花音父、母は腰をかける



花音はどこに座ろうかと少し迷ったが龍の優しい笑みで龍の隣に座る