暫くして出てきた女性は花音に似てるが少しやつれていた



龍が何か言おうとする前に

「ママっ!!」


と花音は花音母に抱きついた


花音母は驚いて目を丸くしている



「花音……?」


花音はほんの数時間でやつれた母を見て泣きたくなった


「あなは、どうして?」


花音母は涙を目にためて花音を見つめる


「助けてもらったの」


花音はそう言い龍を見る

龍はそんな花音に微笑みを浮かべる