‐龍は羽ばたく‐




その資料を読んだ杉浦社長は顔を険しくさせる


「これをどこで!?」


「少々調べたんですよ。あ、ハッキングではありませんから」


龍はまだ驚いたままの花音に近付いて立たせる


「じゃぁ行こっか花音ちゃん」


そう言って去ろうとしたがーー……



「待て!!!!!!!!貴様杉浦財閥を敵に廻して後悔するぞ!!」



その言葉に龍の足が止まる



そして振り向くと杉浦社長を見据えた


「貴方こそ、月城財閥御曹司である僕を敵に廻して後悔しますよ」




その言葉で杉浦社長は目を見開いた


「あ………貴方さまが」



杉浦社長は口をぱくぱくさせている