「花音ちゃん、好きなんだ」 花音は目を見開いて龍を見る え…………。 龍は花音の右頬に触れる 「返事は今じゃなくていいよ、……ただ、今週の日曜日デートしよ」 日曜日は花音の誕生日の前日だ 花音は急に現実を思い出した 私に……自由な恋はない 花音はもし杉浦社長との約束を拒んだら社会的に会社を地獄に陥れると言われたのを思い出す