ーーー…… 花音はそのころ、柳本財閥の社長室に父と共にいた 目の前にはでっぷり太った40代半ばの柳本財閥社長 柳本財閥は日本ではなのある財閥である 花音の父は少し怯えながら口をひらいた 「あの、今日は何故娘と共にお呼びに?」 柳本社長は下卑た笑みを浮かべる 「江崎社長……実は花音さんを儂の妾にする件じゃが…。」 その言葉に花音の肩は震える