はるか西の果て、
人も獣も寄りつかない
「魔女の森」と呼ばれる暗黒の土地があった。



そこに住むのは
醜い闇の生き物や獰猛な肉食獣。森の向こうにそびえる岩山には太古の竜が群れをなしていたとか。



そんな闇の土地に
一人の魔女が住んでいた。

皆が幸せに暮らし、平和であることを嫌った魔女。


なぜなら、闇と怨念こそが彼女の力の源だったからだ。


人々の平和によって力が弱まった魔女は危機を感じ、闇の生き物を従え、人々を襲い始めたのだ。