すると、人気のまったくない裏の中庭についた。

こんなとこあったんだ...。

その場所は、いかにもいじめる時に使われるような場所だった。

あたしは少し不安を感じた。

少し怯えていると、リーダー格の島田先輩が不機嫌そうに話し始めた。

「あんた、青河と付き合ってるんだって?」

「...はい。」

あたしは、小さな声で答えた。