悩みも鈴には全部話してるし、ふざけてるみたいだけど、いちばんよくお見舞いに来てくれるのも鈴だ。

『何ボーっとしてんのよ!』
鈴はほかの二人には聞こえないくらいのこえで囁いた。

『恋でもした?』と。

みるみる赤くなるあたしにまた、
『あとで聞いてあげるよ。』
と囁いた。