スリーポイント






やっぱり、今日の彼はちょっとおかしい。

あ、もしかして…。



「大丈夫?」

「え、果歩先輩?わ…!」



クイッ、と彼を引き寄せる。

とは言っても、小さなベンチだから、あんまり距離感は変わっていない。


早く、早く確かめなきゃ。



「ちょっ果歩先輩っ、何して…」

「だって、顔。赤いんだもん」

「!!!?」



私は、顔が赤い彼のおでこにソッと手で触れる。


熱…、は微熱ぐらいはあるかもしれない。