宣戦布告をして、彼とジャンプボールをするために対峙する。
そんなに私が宣戦布告をしたことが意外だったのか、彼はきょとんと目を丸くする。
そして。
「俺も、負けねーから」
小さく笑った。
それから、彼がボールを真上に高く上げ───
──バチンッ
ジャンプボールを取ったのは、もちろん、彼。
身長も彼のが高いし、取れる確立は無かったから、ジャンプ力だけ見ておいた。
(へぇ…結構ジャンプ力はあるんだ)
なんて素直に関心しつつ、彼に点を入れられないように素早くディフェンスに回る。
─ダムダム…
───ダムダム…
ディフェンスに回ったのはいいけど、彼が全然攻めてこない。
何やってんの。
そっちが来ないのなら…。
……こっちから行くよ?

