今日からアイドル始めます?!




手がガタガタ震えて、急に体温が下がった気がした。





視界がかすれて、よく見えない。





と、とりあえず立とう。





でも立てずに、視界が回った。





床が目の前に見えて、ぶつかると思った。





でも、何か優しい物に、まるで風のクッションのようだった。




すばる「あ、あり・・・」






有栖「いーよ、喋んなくて。大丈夫。大丈夫。大丈夫だよ。」






そう言いながら、小さい子をあやすかのようにギュッと抱きしめてくれた。