今日からアイドル始めます?!




その手はとても冷たかった。




でも、なんか暖かい感じがした。






有栖「ごめんなさい・・・か。」






そう言って有栖はすばるの髪を撫でた。




この小さい体に詰め込んだ「ごめんなさい」






とても重いように感じた。




よく話していた。よく見ていた。




妹と、こいつ・・・すばると手をつないで帰っているところを。






俺が守ってやるんだ。





よくそう話していたことを。