あの時。





すばる「わたし、有栖が好きだか・・・」







芳輝「それ以上言わなくていい。言うと現実見なきゃいけなくなるから。」






すばる「??」





芳輝「だから、俺にもまだチャンスはあるって思いたいんだよ。だから、言わなくていい。」







すばる「・・・」







芳輝「だから!」





すばる「?」






芳輝「俺と一回だけ。デートさして?そしたら本当に、本当にお前の恋、応援するから。あきらめたくないけど、応援するからさ。」






すばる「うん、うん!ありがとぉ・・・。」







芳輝「んじゃ、次の休みは遊園地な。」





すばる「うん。わかった。」