蓮樹「そんなに、焦って知ることはないんだよ、すばる。ゆっくりゆっくり、時間をかけて知ればいいんだ。心は必ず、教えてくれるから。」
すばる「・・・うん。」
蓮樹「熱出したんだろ??今日はこれで電話切るから、ぐっすり寝ろよ。」
そう言って電話の向こうから聞こえた音を、私はずっと聞いていた。
ツーツーツーツー・・・
この音は生きてないけど、私をすごく不安にさせた。
不安が大きくて、押しつぶされそうだった。
まず、何に悩んでいるのかさえ、わからないのだから。
だから、怖い。
私を閉じ込めるのは、なに???

