蓮樹「有栖、俺がもしストーカーの男に刺されたなら、すばるに、『お前の兄は千夏、千夏、千夏だけ』って言ってくれ。何回も何回もだ。そして、守ってくれ。」
俺はなぜ?と聞いた。
そしたら蓮樹はこう答えたのだった。
蓮樹「もし事故が起こったとするぞ。そしたらすばるはずっと、自分のせいだって、攻め続けると思う。自分をな。それなら、俺の存在も、罪の意識も、全て忘れてしまったほうが幸せだろうさ!!」
そう言って、太陽のように笑った。
蓮樹、お前。
ほんとシスコンだな。
そういった俺のことをたたいた蓮樹は、今でも生きている。

