暴走少女と暴走族




ブーッブーッ


「んあっ…ふわぁーっ………電話?…………もしもーし」


今は夜の一時、早く寝たから丁度いいくらいだった。



父『もっすぃー!げーんきぃー??』



「ちっ……んで、なに?夜に。」


父『いきなりだけどぉー臨時仕事だぉ?てへっ!』



親父がウインクしながらピースしている姿が目に見えるような言葉だった。


「わぁーったよ。んで?仕事ってなに?」



父『軽いのと重いのどっちがいい?』



「今部屋替えして調子いいから重いのでいい。」



電話しながら着替える事にした。……黒と赤のパーカー、ズボン

ついでにカツラも。



父『そぉ?………仕事は加藤組の奴らを殺す事。…一時間で終わらしてこい。』

いきなり仕事モードになる親父ははっきり言って扱いずらい。

「……はい。」


電話をきって一通り準備が終わったので外に出て
エレベーターをまった。









「さぁ、ショーの始まりだ。」