暴走少女と暴走族


《咲夜》




「仁はパシられて嫌じゃねぇの?」



仁「まっったくです!茂さんと喋れるだけで充分っす!!しかも名前を呼んでもらえるなんて……」




「…………へぇ、よくわかんねえわ」




仁「とにかく嬉しい事なんッス!」


仁はガッツポーズを決めながら言った。




仁「おばちゃん!!!SpecialA定食お願いします!」


『はいよっ』



「おばちゃん、咲夜です。とりあえずカツカレー下さい。」



『カツカレーすぐ作るからねー!』



仁「SpecialA定食の方が先じゃないんですか?!」



仁は不満そうな顔をしてこっちをみた。


「言ったろ、俺は特別って、」




仁「そうっすか…」



『はいおまちっ』


出てきたカツカレーを持って先に茂の所へむかった。